11月7日~11月11日

11月7日(月)
「核使用への執念は本物か プーチン氏と側近の動向探る」

ゲスト:名越 健郎(拓殖大学特任教授)、黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)

ウクライナ南・東部4州を強制併合するも、直ぐさまウクライナ側に東部の要衝を奪還されるなど、苦戦を強いられているプーチン大統領。ウクライナによる「汚れた爆弾」の使用に言及し、懸念を示す一方、プーチン氏自らも「核使用」の可能性をにおわせ、「核恫喝」を繰り返している。
ところで、ロシアが最後に核実験を行ったのは、旧ソ連末期の1990年10月。既に30年以上にわたり「核」の性能維持を検証する実験は行われていない。このことから、ロシアの核戦力そのものが正常に運用できない状態では、との憶測も呼んでいる。
追い詰められれば「核使用も辞さない」との構えを見せるプーチン氏だが、果たしてその可能性はあるのか?それはどうすれば防ぐことが出来るのか?
ウクライナ侵攻から8か月余り、ウクライナの最新情勢とロシアの動向を専門家と共に探る。 


11月8日(火)
「日本の景気対策万全か? 英国経済大混乱の教訓」

ゲスト:吉崎 達彦(双日総合研究所チーフエコノミスト)、伊藤 さゆり(ニッセイ基礎研究所研究理事)

世界中で記録的なインフレが続く中、ポピュリズム(大衆迎合主義)の政治が、経済政策の混乱や国の債務の増加を招いている。
その典型が9月の就任から、英国史上最短で首相の座を失ったトラス前首相だ。首相就任時、トラス氏は財源の裏付けなく大型減税策を発表。市場は大混乱し、辞任に追い込まれた。
いま、同じような懸念を抱えるのが日本だ。今国会でも29兆円を上回る補正予算案が打ち出された。だが、大半は国債発行に頼る見通しで、財源の裏付けは後回し。
こうした中で、日本が英国の失敗から学ぶべき教訓とは?直近の課題、円安・物価高に打ち勝つ方策は?コロナ再流行やウクライナ情勢などに翻弄される中、真の経済再生策を考える。


11月9日(水)
「米中間選挙バイデン氏に審判下る トランプ氏の今後は」

ゲスト:木村 太郎(ジャーナリスト)、太田 昌克(共同通信編集委員)

バイデン政権に対する約2年間の評価と、次期大統領選挙の行方を左右する米中間選挙が、8日に投開票。
選挙の争点は「記録的インフレ」や「妊娠中絶の権利法制化」など。物価高を抑え込めず逆風にさらされた、与党・民主党は、上下両院のどちらかで過半数を失うだけでも、バイデン政権は厳しい対応を迫られる。「レームダック(死に体)」が避けられない状況となり、特に、長期化するロシアのウクライナ侵攻をめぐっては、ウクライナへの「支援縮小」が現実味を帯びてくる。
一方、野党・共和党は、結果次第でトランプ前大統領の「求心力回復」が加速し、次期大統領選挙への出馬を表明するともいわれている。
米中間選挙の結果は、米国政治に何をもたらすのか。今後の行方について専門家と徹底分析する。


11月10日(木)
「日本の防衛費増額待ったなし 中身と財源を与野党議論」

ゲスト:石破 茂(自民党元幹事長 元防衛相)、玄葉 光一郎(立憲外交・安全保障PT座長 元外相)

ミサイルを連発する北朝鮮に、ウクライナ情勢。そして、台湾をめぐり強硬な姿勢の中国...。日本をとりまく国際情勢の緊迫は高まる一方で、日本の防衛・安全保障の議論は待ったなしだ。
年内に改定が予定されている、安保関連3文書。そのポイントは反撃能力の保有と防衛費の規模と財源だ。
反撃能力については、日本の防衛戦略である専守防衛とのバランスが焦点だが、どんな兵器が日本に求められているのか?その対象国はどこなのか?など課題は山積みだ。
そして、その財源となる防衛費。現在のほぼ倍に増やすとされるが、その財源は?
日本国民の生命と財産を守るために、防衛・安全保障の問題は与野党問わず、タブーなしでの議論が求められるが、果たして議論は深まるのか?与野党の論客に聞く。


11月11日(金)
「楽しい美味しいアンテナショップの未来 / 時代の変遷と男性美容」

ゲスト:畠田 千鶴(地域活性化センター地域づくり情報課広報室長)、牛窪 恵(マーケティングライター / トレンド評論家)

『ニュースの雑学』のコーナーではウクライナ侵攻で課題が浮き彫りになった日本の「食糧自給率」について。果たして日本はどこまで食糧自給率を伸ばし、食の安全保障を堅持できるのだろうか?
『クロスアングル』では地方の特産品などが都会でも購入できるアンテナショップについて。全国様々な自治体が独自に出店しているが、単に物産を販売する場だけでなく、市場調査の場でもあるとか。アンテナショップの課題と未来について、専門家に聞く。
もう一つの『クロスアングル』は時代の変遷と男性美容の関係を取り上げる。もはや当たり前になりつつある男性美容だが、それは時代の変遷によって商品も市場も違っている。1960年代から振り返り、求められる男性像の違いや、男性自身の価値観の違いなど、男性美容を切り口に、時代の変化を浮き彫りにしていく。