第41話  連合軍の選択

hyobyoroku_41.jpg 翼天瞻(よく・てんせん)は羽然(う・ぜん)の父、羽皇(うこう)殺しの汚名を着せられた経緯を語る。その頃、傷兵営では傷兵たちが邪悪な毒虫にむしばまれ、赤牙(せきが)と化していた。やむなく傷兵を焼き殺す白毅(はく・き)にいたたまれない阿蘇勒(アスラ)。一夜明け、連合軍は赤牙に包囲されていた。その中に雷碧城(らい・へきじょう)の姿を見つけた阿蘇勒は不吉な予感に気を失う。そんな阿蘇勒を気遣う白舟月(はく・しゅうげつ)。