第55話  それぞれの運命

hyobyoroku_55.jpg ついに雷碧城(らい・へきじょう)を討った阿蘇勒(アスラ)。だが狼主(ろうしゅ)から青陽(せいよう)の密偵が蘇瑪(スマ)だったと聞かされ、衝撃を隠せない。その蘇瑪は阿蘇勒を救うため、旭達罕(シューダーハン)に危険な取引を持ち掛けていた。だが劣等感に苛まれてきた旭達罕は受け入れない。天啓(てんけい)では、止める白毅(はく・き)を振り切り、白舟月(はく・しゅうげつ)が皇帝の座に就くことに。天駆(てんく)武士団は護国軍として返り咲く。