第43話  娼婦、麗華

syofutosyukujo_43.jpg 借金の取り立てに行った元の清瀬家で、紅子(安達祐実)は娼婦になった麗華(木下あゆ美)と再会する。奇しくもその娼館のオーナーは、久我山(野村宏伸)の長男・康助(古澤蓮)だった。紅子は眞一(根岸大樹)のもとに戻るよう麗華を説得するが、自分には母親になる資格がない、と麗華は拒絶する。そんな麗華の姿に不敵な笑みを浮かべる康助。翌日、紅子は麗華を自由にするための金を用意して、再び娼館を訪ねるが、康助は金の問題ではないとあざ笑う。麗華もとりつく島もなく、紅子を追い返す。久我山の呪いが、再び紅子たちを襲うのか...。
母を待ち続け、迎えにこない母に、自分は捨てられた、と眞一は絶望する。不憫でならない紅子は、麗華を取り戻すために、ある決心をする...。