第2話  弟を救うために

yumeorihime_02.jpg 班婳から謝啓臨の片目が見えなくなっている夢を見たと聞いた班淮(はんかい)。本当かどうか確かめるべく、班恒(はんこう)を連れて謝(しゃ)家をのぞきに行く。すると謝啓臨が自ら転んで片目を負傷したにもかかわらず、班恒は捕らえられ、濡れ衣を着せられる。班家の者が投獄されたと知った大長公主は、危機を脱するには陛下の覚えめでたい容瑕の協力が不可欠だと言う。そこで班婳は、容瑕にあの手この手で働きかけるのだが、容瑕はお茶を濁すばかりだった。