第29話  妻への差し入れ

niyoihouhi_29.jpg 傅容が横領の罪で牢に入れられ、傅宣は悲しみに沈む。嘉和帝は傅容が無実だと分かっていたが、次々と災難に見舞われ実家の力も弱い傅容と徐晋を別れさせたいと思っていた。そんな兄に徐平は、傅容なら徐晋のため離縁を受け入れるだろうと助言する。そこへ現れた徐晋は、7日以内に傅容の潔白を証明できなければ墓守となり、生涯都には戻らないと嘉和帝に伝えた。7日の猶予を与えられた徐晋は尚服局の陳司飾(ちんししょく)を訪ね、揺さぶりをかける。