第30話  愛ゆえに哀

niyoihouhi_30.jpg 衛陽(えいよう)城で傅容の潔白を証明すべく調査を続ける徐晋の元に、傅容が押印した離縁書が届けられる。徐晋は離縁書への押印を拒否し、調査を続行する。宮中の材料の行方を探すべく亡霊市を訪れた傅容は、そこで徐晋と顔を合わせる。徐晋に離縁の理由を問い詰められるも、かたくなに真実を語ろうとせず、徐晋を遠ざけようとする。宮中の材料を見つけられずにいた傅容は、町を襲撃した山賊の言葉を手がかりに、清風(せいほう)山の山賊の根城に忍び込んだ。