第37話  暴走する愛

niyoihouhi_37.jpg 提刑司が記した如意楼の火事の報告書を読んだ傅容は、徐晋が父の死に関わり、如意楼を徹底的に滅ぼそうとしていると確信し、徐晋との決別の意志を一層強める。玄翰から和親の申し入れを受け、西河郡主は玄翰の新王に嫁ぐことになった。西河郡主は輿入れの条件として、玄翰への道中の警護に徐晋を指名する。それを知った徐平は、傅容を手に入れる最後の障壁である徐晋を始末すべく、玄翰の二王子を巻き込んで、徐晋の暗殺計画を立てる。