第116回 御所の東の歴史秘話~梨木神社・廬山寺・清浄華院・本禅寺~
京都御所を取り囲む京都御苑の東側には、魅力的な神社仏閣が数多く建ち並んでいるのをご存知だろうか。今回は、皇室とのゆかりも深い御所の東の神社仏閣に伝わる歴史秘話を紐解く。
まず最初に訪れるのは、京都三名水の一つ「染井の名水」で有名な梨木神社。境内には名水で淹れたコーヒーが楽しめるコーヒーショップもあり、歩き疲れた参拝客を至高の一杯がもてなしてくれる。また月に一度行われる「小笠原流礼法」の稽古場にもカメラが潜入し、室町時代から受け継がれてきた「礼法」について家元から話しを伺う。
次に訪れるのは、紫式部の邸宅跡として知られる廬山寺。「鬼大師」の伝説や京都で最も古いと言われる節分の行事「鬼おどり」などを紹介する。
続いて訪れるのは、皇室ゆかりの寺院として創建された清浄華院。織田信長に抗った物集女城最後の城主の歴史秘話とは?
最後に訪れるのは、日蓮聖人が生涯持ち歩いたと伝わる秘仏・釈迦如来立像が安置されている本禅寺。二重構造になっている釈迦堂の奥に安置されている秘仏を特別に撮影。釈迦如来立像にまつわる不思議な話に触れる。
連綿と語り継がれてきた様々な物語を紐解き、御所の東の神社仏閣を案内する。