第19話  星(せい)と狼(おおかみ)の再会

ookamidenka_19.jpg 鈴の音を頼りに、狼狩山で待つ馬摘星の元へ駆けつける渤王。渤王が狼仔だと確信した馬摘星は崖下に身を投じ、それを目の当たりにした渤王は思わず"星(せい)"と呼びながら後を追う。無事に地上へ降り立つと、互いを確かめるように額を重ね合わせる2人。その様子を見ていた疾沖は馬摘星をさらい、借りを返してもらうため3つの要求を伝える。鈴の玉と唇を奪い、恋敵への意趣返しを済ませると、馬摘星への想いを封印して旅立つのだった。