第21話  美しき宿敵

ookamidenka_21.jpg 脚の治療のため皇宮に入った馬摘星の前に、遥姫(ようき)という名医が現れる。馬摘星は、5日間皇宮にとどまり、誰との面会も禁ずることを告げられる。馬摘星を診る医師が遥姫だと知った渤王は顔色を一変。かつて渤王と遥姫は夜煞(やさつ)隊に所属する旧知の間柄で、隊長の座を巡る争い以降、不仲が続いていた。渤王に会った遥姫は、治療の際に馬摘星の体に毒を仕込んだことを告白。楚馗が毒を使って馬摘星を苦しめ、渤王の忠誠を得ようと企んでいるというが...。