第23話  命を懸けた恩返し

ookamidenka_23.jpg 段言喩(だんげんゆ)の文を読み馬瑛(ばえい)の死に疑問を抱いた馬摘星は、馬府襲撃の再調査を願い出て楚馗の怒りを買い、投獄されてしまう。真相が明らかになることを恐れた楚馗は、溍軍の泰保営(たいほえい)攻めで馬家軍を使い捨てにすると同時に、馬摘星も始末しようと考える。一方、奎州を訪れた疾沖は、ひょんなことから馬摘星のお気に入りである酒楼の店主父娘が何者かに殺されたことを知る。事件解決の協力に懸賞が出ると聞いた疾沖は独自に調べ始める。