第41話  七夕生まれの子

千鶴子は子どもを産む決心をする。生まれてくる子は大丸家の子として育てられることになる。
平成四年七月七日、千鶴子は女の子を出産。しのぶが名付け親になり、その子は「百合」と命名される。
一ヵ月後、百合のお宮参りの帰りに、千鶴子がしのぶのマンションへ来る。百合を抱きながら哲也の遺影に話しかける千鶴子を見て、しのぶは辛くなる。
しのぶは千鶴子にこれからは距離を置きたいと切り出す。動揺した千鶴子は思わずしのぶの腕を掴むが、その手を払いのけたしのぶがテーブルにぶつかる。次の瞬間、ガラスポットが倒れ、ソファで眠っている百合の足元に熱湯がかかる。