第46話  明かされた真相

ookamidenka_46.jpg 疾沖は馬摘星と渤王の幸せのために、口止めされて隠していた数々の真相を馬摘星に話した。そして馬摘星に離縁を申し出るが、夫からの最後の願いとして渤王のそばにいてやってくれと頼む。馬摘星は文衍(ぶんえん)への弔いの言葉にかこつけて、渤王に今後はそばで世話をすると伝えるが、自分に死期が迫っていることを知った渤王は、馬摘星の気持ちを拒む。同じ頃、渤王があと半年の命と知った遥姫もまた、馬摘星に恨みを捨て最期まで渤王に寄り添ってほしいと頼む。