第8話  結納合戦

huukikasho_08.jpg 庫狄家が申し込まれた縁談の相手が実は如意衣装店の絵師で、絵師が琉璃だと知った曹氏は店に乗り込むと琉璃に散々悪態をつく。曹氏の理不尽な言い分や脅しに怒りを覚えながらも、琉璃は家族として問題の解決を約束する。解決法を考える琉璃は、偶然店に居合わせた裴行倹が「頼みがあるなら屋敷まで来い」と言って去ったことから、裴行倹は裴炎と裴如琢の友人であることに思い至った。その夜、裴宅を訪ねた琉璃は、ある取り引きを持ちかける。