第19回 春の祇󠄀園を彩る桜の舞  -都をどり・新たな舞台へ-

-都をどり・新たな舞台へ- 第19回 春の祇󠄀園を彩る桜の舞

京都に春の訪れを告げる「都をどり」。寛永年間より八坂神社の門前町として栄えた祇󠄀園町にある花街・祇󠄀園甲部の芸妓・舞妓が一堂に会し、四季を表現した舞台で艶やかに舞う様は絢爛豪華そのもの。長く厳しい冬のあと、うららかな春を迎える、まさに京都の風物詩のひとつです。
第149回を迎える今年の「都をどり」は、耐震工事を終えた祇󠄀園甲部歌舞練場で7年ぶりに開催。コロナ禍での中止という試練も乗り越えた柿落としの公演に対する京舞井上流 五世家元・井上八千代さんの思いや、厳しい稽古に励む芸妓・舞妓の姿を紹介します。
さらに常盤貴子さんの知人でもある現役の芸妓・槇子さんが新しく生まれ変わった歌舞練場を案内。また祇󠄀園甲部界隈は全国の食通たちを唸らせるグルメ激戦区でもあります。
今回は京都のハレの日にかかせない「さば寿司」やニンニクやスパイスを極力使わない京風中華など、花街ならではの美食の名店をご紹介します。

京都画報
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【出演】
井上 八千代(京舞井上流 五世家元)
槇子さん(芸妓)
北村 典生(いづ重 社長)
永田 由美子(広東御料理 竹香 女将)

【協力】
学校法人八坂女紅場学園、祇󠄀園新地甲部組合・祇󠄀園甲部芸妓組合、祇󠄀園町南側地区協議会、㈶片山家能楽・京舞保存財団、いづ重、広東御料理 竹香、井筒八ッ橋本舗