第61話  危険な手術

百合は重い腎臓病で、このままでは命に係わり、腎臓移植しか助かる方法がなかった。千鶴子は自分の腎臓を百合に提供することを申し出る。が、千鶴子は心臓に問題があり、しのぶは千鶴子の命を危険にさらす手術には二の足を踏む。
百合は素直な心を取り戻し、千鶴子に甘え、しのぶに今までの反抗を謝る。
百合の命を一刻も早く助けたい千鶴子は、しのぶに自分の手術を懇願する。
しのぶは新しいドナーを探し始める。千鶴子は自ら命を絶ってでもドナーになろうと、ナイフを自分に突きつける。
千鶴子の必死さに心を揺さぶられたしのぶは、ついに手術を決意する。