第6話  

tenryuhachibu_06.jpg 無量剣派の門弟たちによって牢に閉じ込められてしまった段誉(だん・よ)は、暇に飽かせて北冥神功の修練を続けていた。ひょんなことから見張りの者と小競り合いになる段誉。その時、彼は北冥神功の不思議で奥深い力の一端を垣間見るのだった。一方、耶律涅魯古(やりつ・デルク)を生け捕りにし、遼軍を撤退させることに成功した喬峯(きょう・ほう)は、韓(かん)将軍たちと祝杯をあげていた。そこに、前幇主・汪剣通(おう・けんつう)が倒れたという知らせが...。