第13話  

tenryuhachibu_13.jpg 少林寺七十二絶技の1つ、大韋陀杵(だいいだしょ)――玄悲(げんひ)大師は、自身の得意とする技によって命を奪われた。その下手人ではないかと疑われた慕容復(ぼよう・ふく)は、少林寺の高僧たちによる詰問を受ける。潔白を主張するものの、事件の当日どこにいたかを明言しない慕容復に対し、僧たちは疑いと苛立ちを募らせるのだった。そんななか、玄慈(げんじ)方丈は突然、慕容復に挑みかかる。手合わせの最中、玄慈の心中では、ある思いが確信へと変わっていた...。