第112回  歴史佇む徳島で銘酒と絶品郷土料理を堪能

今回の舞台は、「うだつの町並み」で有名な徳島県西部・美馬市から。歴史的建造物が立ち並ぶ町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展しました。建物好きの太田さんにはたまらない垂涎のスポット。うだつの歴史や文化に触れながら、建築風景を心ゆくまで堪能しました。

徳島市街に戻り、お目当ての居酒屋を見つけました。「旬魚・旬菜・田舎料理 わかたけ」。地元・徳島の素材に力を入れている実力派です。まずは老舗、那賀酒造が醸す「旭若松」のお燗から。合わせる肴は、鯛・ヒラメの昆布締めと初ガツオのたたき。太田さん、いいとこ取りを叶えてもらえました。自家製カラスミは手仕事の逸品。旬の太刀魚の塩焼と地酒の相性は抜群。確かな腕と仲睦まじいご夫婦の姿に、太田さんも大満足。至福の時に感謝の思いを重ねました。

山あり、川ありの徳島は、まさに食材の宝庫。こだわりの素材と職人技で、暖簾を守り続ける居酒屋をご紹介します。

太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選
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