第19話  

tenryuhachibu_19.jpg 菩提院を守るように命じられた少林寺の僧たち――そのうちの1人・止清(しせい)は、突然、点穴で仲間の僧たちの動きを封じると、菩提院に隠された貴重な書「易筋経」を盗み出した。密かに一部始終を目撃していた喬峯(きょう・ほう)は、建物を出た止清を取り押さえるが、菩提院に集まってきた玄慈(げんじ)方丈たちに姿を見られてしまう。玄慈の掌風をくらって気を失った止清を抱え、少林寺からの脱出を図る喬峯。そんな彼の前に、黒ずくめの怪人物が立ちはだかり...。