第36話  

tenryuhachibu_36.jpg 不遜な態度で妙に老成した赤い衣の少女。虚竹(こちく)に北冥神功を授け、八荒六合唯我独尊功の修練を続ける、その不思議な娘の正体は天山童姥(てんざんどうぼ)だった。身につけた奥義の思いがけない"欠点"により、彼女は功力(くりき)を失ったばかりか、幼い娘の姿に戻ってしまっていたのだ。虚竹と烏老大(うろうだい)は不本意ながらも、そんな彼女の護衛役を務める羽目に。同じ頃、天山童姥が根城とする霊鷲宮(りょうじゅきゅう)が何者かの襲撃を受け...。