第39回 "出羽の小京都"山形で郷土料理を満喫する!
中山さんが訪れた小京都は、山形県山形市。蔵王連峰を臨む盆地で、かつて城下町として栄えた町です。戦国武将の山形藩初代藩主・最上義光が、町割りや交通網などを整備して、商人の町として発展させました。中でも、着物の染料や化粧品になる紅花の出荷が盛んで、舟運で京都との交流も深かったことから、「出羽の小京都」と呼ばれています。今回中山さんは、町の各所に祀られている七福神を巡りながら、山形ならではの絶品郷土料理を満喫します!
山形の町を一望できるビルの展望台から出発した中山さん、七福神のスタンプを集めながら、山形城跡を目指します。趣ある店構えで、歴史を感じる老舗菓子店に立ち寄り、江戸時代からの伝統銘菓「のし梅」をいただきます。やさしい甘さと爽やかな酸味の美味しさが、思わず表情に表れます。この梅の和菓子が、江戸期の薬に由来していると知り興味津々。また、紅花で財を成した商人の蔵屋敷では、かつて城下町の繁栄を支えた紅花の重要性に想いを馳せます。そして、老舗の蕎麦店では、山形の夏の風物詩「冷やしラーメン」を堪能。氷を浮かべた、見た目も涼しげなラーメンに大満足です。盆地で夏は猛暑になる山形ならではの料理に納得。さらに、牛肉と里芋などを煮込んだ「芋煮」や、夏野菜と香味野菜を刻んだ「だし」、屋台のB級グルメ「どんどん焼き」、伝統菓子「ふもち」など、山形の郷土料理を大満喫!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく山形の町を歩きました。