第40話  

tenryuhachibu_40.jpg 喬峯(きょう・ほう)がその座を辞してから空位となっていた丐幇(かいほう)幇主を決める武芸大会が開かれることに。荘聚賢(そう・しゅうけん)の腕前を知る全冠清(ぜん・かんせい)は、弟分である彼を出場させ、幇主の座に据えようと画策するのだった。そんななか、霊鷲宮(りょうじゅきゅう)で再会し、同じような悩みを打ち明け合った虚竹(こちく)と段誉(だん・よ)は、義兄弟の契りを結ぶ。二日酔いで目覚めた虚竹を待ち受けていたのは、霊鷲宮尊主としての日々だった...。