8月14日~8月18日

8月14日(月)
「シリーズ日本の宿題① エネルギー~日本発"貼る太陽電池"を世界へ!」

ゲスト:宮坂 力(桐蔭横浜大学特任教授)、加谷 珪一(経済評論家)

次世代につなぐ課題をいま考える「シリーズ日本の宿題」。第一夜のテーマはエネルギー問題。
ウクライナ侵攻で浮き彫りとなったエネルギー危機。連日の猛暑に象徴される地球温暖化の進行。さらに、化石燃料に代わる持続可能な再生可能エネルギーの開発など、日本の「脱炭素」社会の実現は待ったなし。
そんな中、注目されているのが、日本発の薄くて軽くて曲げられる「ペロブスカイト型太陽電池」。太陽光パネルを置く平地が限られる日本で、壁面や車の屋根などにも設置が可能で、弱い光でも発電が可能だという。
再生可能エネルギー分野で世界に遅れる日本。再び、先進的な次世代技術を作り出し、世界的な開発競争を勝ち抜くことは出来るのか?発明者宮坂力博士をスタジオに迎え、未来型太陽電池の可能性を考える。


8月15日(火)
「シリーズ日本の宿題② 外交・安保の行く末は?」

ゲスト:河野 克俊(元統合幕僚長)、太田 昌克(共同通信社編集委員)

次世代につなぐ課題をいま考える「シリーズ日本の宿題」。第二夜のテーマは日本の外交・安保問題。
いま日本を取り巻く安全保障環境が激変している。ウクライナに侵攻したロシアは核で世界を威嚇、台湾統一を目指す中国は軍拡を進め、さらに北朝鮮も核・ミサイル開発に邁進し、緊張を高める。
周辺国が核弾頭の製造を競う中、日本は戦後最大の試練の時を迎え、新たな危機の時代に突入しつつある。
今年は戦後から78年...岐路に立つ日本は、どんな外交を目指すべきか?防衛政策のあるべき姿とは?
日本の「外交・安全保障」の行く末を徹底議論する。


8月16日(水)
「シリーズ日本の宿題③ 電気自動車 実力を試乗で体験!」

ゲスト:鶴原 吉郎(オートインサイト代表)、竹岡 圭(モータージャーナリスト)

次世代につなぐ課題をいま考える「シリーズ日本の宿題」。第三夜のテーマはEV電気自動車。
自動車産業は「100年に一度」の変革期にあると言われる。世界各国の自動車メーカーが、脱炭素社会の実現に向け、ガソリン車からEVへの移行を急速に進めているからだ。
しかし、日本の自動車メーカーは、EV販売台数で、米国・欧州・中国のメーカーから遅れをとり、国内での新車販売台数に占めるEVの割合もわずか1.3%程度に過ぎない。
持続可能な社会を目指して、国やメーカーはEV普及にどこまで本気で取り組むのか。海外メーカーとの販売競争に勝ち抜くには?
岩田キャスターがEVを試乗!日本のEV最前線と自動車産業に突き付けられた電動化の未来について考える。


8月17日(木)
「シリーズ日本の宿題④ 凄腕の中小企業経営者から学ぶ」

ゲスト:デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)、原田 三寛(東京商工リサーチ情報本部情報部部長)

次世代につなぐ課題をいま考える「シリーズ日本の宿題」。第四夜のテーマは経営者の質。
長期低落傾向の日本経済を「失われた40年」にしないためには何が必要か。日本は企業の9割超が中小企業。経営者の平均年齢は63歳で、その多くが後継者不足に悩んだり、現状維持に汲々としているという。
一方で、経営者が手腕を振るい、経営改革を行い、成長している企業もある。
番組では、飲食や物流といった生産性が低いとされる業界を取材、成長に隠された驚きの改革とは?


8月18日(金)
「若者に広がる大麻汚染 その実態とは?」

ゲスト:石原 行雄(ジャーナリスト)

毎月第1・第3金曜日は、ジャーナリストの岸田雪子が、月曜~木曜日で扱う政治・経済・国際問題や安全保障といった硬派なテーマにとどまらず、子育て・教育・カルチャー・スポーツなど、身近なテーマを生活者目線で取り上げ、分かりやすくかつ 週末を迎える視聴者がホッと一息つけるような、明るい未来志向のスタンスでお送りしていきます。
今夜のテーマは、「若者の大麻汚染」です。日大・アメフト部の事件が世間を騒がせていますが、若者による大麻事件は、あとを絶ちません。今や中学生にまで忍び寄る違法薬物、その実態に迫ります。