第56話  

kojouhei_56.jpg 傘に書かれた曹評の文を読んだ徽柔。父・趙禎さえも私情を捨てられずにいる中、なぜ自身は想わぬ人に一生を捧げるのかと矛盾を感じる。一方、傘の文を見た梁懐吉はこみ上げる涙を必死に抑え、自身の想いを封じる。後日、徽柔はある目的のため、趙禎を説得して国子監で講義を聞く許しを得る。講義の最中、趙禎は徽柔の姿がないことに気づく。