第9話  3年間の隔たり

kakureikatei-gaiden_09.jpg 長州に来た蕭定権は終始、李明安に疑いの目を向けていた。そんな中、蕭定権は亡き皇太子妃の弟・張紹筠(ちょうしょういん)と再会する。その夜、蕭定権が覚えのある香りで目を覚ますと、闇の中に無言の顧逢恩が立っていた。蕭定権は不穏な空気を察して外に出る。すると、そこには見るに堪えない光景が広がっていて...。