第10話  病巣

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寺内の死因は医療ミスではなく、事故に見せかけて殺されていたことが発覚。警察による捜査が始まった。白鳥は、所轄の武田刑事(山中崇)が顔見知りだったことから捜査に介入。殺害方法から医学の知識がある者の犯行と推理し、東城医大の内部の人間に疑惑を向ける。
武田は救命チームに事情聴取を行い、犯行時刻のアリバイを調べる。速水は花房(白石美帆)と一緒にいたと話すが、証拠がない。救命センターのスタッフに次々と疑いを向け、追及しようとする白鳥。バチスタ事件の再来を予感させる状況に、田口は「救命チームを疑って、真相を解明していくことが仲間を守ることになる」と疑惑解明へ意欲をみせる。そんな田口に白鳥は、病院の外部にも怪しい人物はいると告げる。白鳥は事件当時、救命センターを訪れていた佐々木の姿を目撃していたのだ。