第46回  福井・越前大野で名水グルメを満喫する旅!

中山さんが訪れた小京都は福井・越前大野(大野市)。織田信長に仕えた武将、金森長近が築いた城下町で、京都に似た碁盤の目の町割りが今も残り「北陸の小京都」と呼ばれています。町を見下ろす高台に立つ越前大野城は、雲海に浮かぶ「天空の城」として人気の絶景スポットです。越前大野は、高い山々に囲まれた盆地にあるため、山々に降った雨や雪が、豊富な地下水となってこの地の食文化を支えてきました。町のいたる所から湧水が流れる「名水のまち」としても知られています。今回中山さんは、情緒あふれる町並みを歩きながら、越前大野の名水が育んだ、絶品「名水グルメ」を味わい尽くします!

町を代表する湧水池「本願清水(ほんがんしょうず)」を出発した中山さん、近くで地下水の水位を観測している地元の方に出会います。越前大野では、多くの家庭で地下水を生活に利用していると知り興味津々。人気の手打ちそばの店では、昔から受け継がれてきたそば粉「大野在来そば」で打ち、冷たい湧水でしめたそばをいただきます。名物の舞茸を使った天ぷらのジューシーさと、大根おろし入りのつゆをたっぷりかけた「おろしそば」の味に大満足です!そして、老舗醤油蔵と地元飲食店が生み出した新名物「醤油カツ丼」も堪能。もともと鮮魚店だったカフェの「醤油カツ丼」は、雑穀ご飯とたっぷりの野菜の上に、熟成させた鯖のカツをのせたもの。名水で仕込んだ醤油タレと合わせた味に思わず笑みがこぼれます。また、人気の惣菜店では、地元の食材を使った「里芋コロッケ」と、厚揚げを甘辛い汁で煮た「揚げ煮」をいただきます。越前大野のおふくろの味に、心も癒されます。さらに、名産品を使ったジェラートや、地元で愛されている菓子「でっちようかん」、郷土料理と名水を組み合わせた「名水すこサイダー」などスイーツも存分に堪能します!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく越前大野の町を歩きました。

中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和
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