第12話  揺れる心

sakuroma_12.jpg 秋嫣の活躍により、偽銀票を秋家に持ち込んだ者は徐氏だということが判明した。なぜ徐氏がそのようなことをしたのかを尋ねる秋嫣。実は、かつて徐氏には徐松という息子がいたが、災難があり死亡し、徐氏はその原因が秋宜にあると恨んでいたのだった... 偽銀票の騒動は無事に解決し、秋嫣は街に本を買いに出かける。そして書店で秦暄に会い、変わらぬ愛を告げられる。その想いを受け入れつつも、その夜、秋嫣の心に浮かぶのは梁翊の姿だった。