第15話  裁きの場

sakuroma_15.jpg 嫡母の韓氏を治療した医者から、祖母による毒殺だと聞かされた秋嫣は怒り心頭。家族と真っ向から対立し、屋敷を飛び出した。劈柴処へ身を寄せると、早速訴状を書き始める。愛よりも孝行を選んだ秋嫣に、梁翊は6年前の自分を語る。父親を殺され、無力な己に絶望した日々。思いを分かち合った2人は、片や公務を処理し、片や訴状の草案を練って第一夜を過ごす。毒殺に使われた紅花の入手経路も突き止め、秋嫣はついに裁きの場に臨む。