第20話  大いなる賭け

sakuroma_20.jpg 秋瓔に接近した元閬は、梁翊の手引きで秋嫣たちが教坊司から逃亡しようとしていることを知る。逃亡決行の日、元閬は教坊司の馬車を待ち伏せ、中を改める。しかし、馬車から降りてきたのは師小小だった。はかられたことに気づいた元閬は、急いで秋嫣たちを追う。一方、秋嫣たちは舟に乗り、川を下って逃走していた。しかし、その舟が沈没し、秋家の女だちが川に流されたという知らせが衙門に入る。舟には秋嫣らしき女の骸があった。