第22話  寝室での攻防

sakuroma_22.jpg 雷雨の音で目が覚めた秋嫣は、もらった酒を飲もうと起き出す。梁翊はそれを止め、子供の頃に隠しておいた酒を取り出した。2人は酒を酌み交わし、どしゃぶりの雨を見ながら語り合う。秋嫣を本物の蘇意婉に仕立てるべく、梁翊が師として招いた琴の名手は師小小。秋嫣は教えを受けるうちに、その秘めた想いに気づく。秋珉は積年の恋心を秦暄に打ち明けるが、受け入れてもらえない。秦暄は秋嫣への想いを捨てきれず、苦しみの渦中にいた。