第26話  命を救う から騒ぎ

sakuroma_26.jpg 梁翊は秋嫣を喜ばせようと街に連れ出し、ある場所へ案内する。そこには秋嫣の愛読書「魯公案」の作者がいた。無理やり連れてこられてご機嫌斜めの魯先生だったが、自分の作品に対する秋嫣の情熱や深い洞察を知ると意気投合し、最新作を手渡すと同時に「自分でも書いてみればいい」と勧める。だが秋嫣と梁翊が、しばし幸せな時を過ごす一方で元閬が師小小の元を訪れ、梁翊と夫婦にさせることを条件に味方に引き込もうと説得を始めていた。