第5話  

学校に通うことが条件で始まった"辰巳"での下宿生活だが、桃(泉ピン子)は登校せず昼は美容師の見習い、夜は店の手伝いの毎日。ある夜、店で喜劇タレントとマネージャーを連れた古葉公三(丹波哲郎)の前で桃はモノマネをしてみせる。やがて桃の嘘が平吉(藤岡琢也)や君子(草笛光子)にバレ、平吉は説得に店を訪れるが桃の決意は固く、諦めて帰る。しかし君子は学校に行かないなら出ていけと桃に迫った。