第26話  命を懸けても

kokuhana_26.jpg 張(ちょう)おかみが何者かに後を付けられたことで京兆府の動きを察知した浅酒(せんしゅ)は、手を打つべきだと卓文遠に促す。しかし、まだ危機的状況ではないと考える卓文遠はひとまず静観する。張おかみが仲間に連絡を取る際に拠点をつかむという作戦は失敗に終わったが、晏雲之と桑祈が検視で発見した手がかりを頼りに、都に潜伏していた西昭の配下数人を捕らえることができた。拷問による自白を恐れて、一味の者が口封じに来ると考える晏雲之。そして、その夜...。