第30話  追う者から追われる者へ

sakuroma_30.jpg 詹太医が死ぬ直前、宮中で賄いを担当する丁氏が瞻太医の屋敷を訪れていたことが分かり、梁翊と宋錦は丁氏の家を訪れる。ところが、そこで見つけたのは、すでに こと切れた丁氏の骸だった。しかも、骸には劈柴処の矢が刺さっている。そこへ元閬が配下たちと踏み込んできて、「梁翊が丁氏を殺した」と決めつけ、梁翊と宋錦を捕縛しようとする。2人は必死の逃走を試みるが...。一方、旅に出た秋嫣は大朔と北涼の国境の街を訪れていた。