第4話  女将(おかみ)の宣言

seietsubo_04.jpg 張飈に襲われた雪堂の安否が依然として不明な中、任家に長老衆がやって来た。長老たちは、雪堂が見つからない以上、女の翠喜は当主の座を如風に譲るべきだと迫る。しかし翠喜は、宝琴が産んだ雪堂の子・秀山(しゅうざん)を新たな当主にすると宣言し、長老たちの意見を退ける。その後、翠喜は山塘街に出向き、宝琴との激しい口論の末、秀山を連れ去る。宝琴は子を奪われた恨みから、ある人物と接触し、翠喜を陥れるための一計を案じる。