第5話  北の要地

choukakou_05.jpg 幽州を目指す阿詩勒隼は川辺で矢に刺された李長歌を見つけ、実は女だったことに気づく。意識が戻った長歌は隼に自分は十四郎だと告げ、隼も阿準と名乗る。2人は酒を酌み交わすが翌日、長歌の姿はなかった。その頃、長安では李楽嫣が阿詩勒部に嫁がされることが決まったため、李世民は楽嫣を奇病に仕立て洛陽で養生させることに。楽嫣を洛陽に護送する魏叔玉は皓都から急きょ 幽州行きを命じられる。一方の長歌も阿竇と幽州に入っていた。その狙いは父親と昵懇だった廬江王・李瑗だった。