第11話  裏切り者の狂言

seietsubo_11.jpg 秀山は良弓が作った木彫りの人形を持ち出して翠喜に贈る。彫ったのは良弓だと知った翠喜は、彼に言われた「想い人がいる」という言葉を思い出す。そんな中、清越坊の製品が織造局の品質検査で問題を指摘され、織り直しを命じられる。判定したのは領織となった丁栄。任家を訪れた丁栄は、翠喜が復元した双面緙に問題があったと指摘。解決のため蘇州府の職人に織り方を教えるよう提案する。狙いは双面緙の技法であると見抜いた翠喜は...。