第10話  国境の守り人

choukakou_10.jpg 朔州にやってきた李長歌はこの地を治める刺史・公孫恒の評判を聞き一計を講じる。山賊から妻子を救ったと聞かされた公孫恒は、長歌と阿竇を刺史府に置いてやることにするが、家職の秦は長歌の目的は別にあると疑う。一方、軍営に戻った阿詩勒隼は熊師特勤の土喀設より朔州進攻の際は熊師の指揮に協力するという可汗の詔を突きつけられる。その頃、李楽嫣はつらい旅を続けていた。そんなある夜、蘇蘇が人さらいを泥酔させ楽嫣に逃亡を持ちかけるも1人で逃げ出してしまい...。