第17話  

桃(泉ピン子)は良介(三田村邦彦)に勧められて、「お笑い事件簿」という番組のオーディションを受け、採用された。昭和52年3月、彼女はレポーターとしての第一歩を踏み出した。これは漫談家・神野桃としての初めての大きな仕事であった。番組の放送終了後、プロデューサーから三重丸をもらい、勇(矢崎滋)や幸代(浅田美代子)にも褒められ、桃はホッと胸をなでおろすのだった。