第20話  渭水の賭け

choukakou_20.jpg 商人から楽嫣の情報を得た皓都は柴女将の工房を訪れるが、楽嫣は洛陽へ向かったあとだった。皓都と入れ替わるように工房を訪れた李長歌も楽嫣とは会えず草原に戻るが、阿詩勒隼は鷹師を連れ出征していた。長歌は阿詩勒部が天偈軍の守る涇州を突破し長安へ向かっていると予想、あとを追う。一方、楽嫣は隊伍と共に南下していたが、そこで雲州で金を奪った子供の物乞いと再会する。その頃、唐軍は戦上手の鷹師に苦戦が続き、阿詩勒部の大軍は渭水に迫っていた...。