第24話  直訴の太鼓

seietsubo_24.jpg 陳(ちん)夫人と舒芳は、牢獄(ろうごく)で翠喜と面会する。文彬と取引した翠喜に「7日後には釈放される」と言われて安心した2人だったが、約束の日、いくら待てども翠喜は帰って来なかった。翠喜が文彬に渡した緙絲の図案の検証に時間がかかると李照が難癖をつけていたからだ。そんな中、陳夫人はある決意を胸に、自身の過去を舒芳に語って聞かせる。翌朝、美しく身支度を整えて家を出た陳夫人は蘇州府署に向かい、直訴の太鼓を叩き始める。