第23話  中原から来た女

choukakou_23.jpg 李長歌は羅義の牢房から出てきたところを兵に見つかるが、可汗の正妃・可敦付きの侍女・阿伊児に救われる。可敦とは隋王朝から草原へ嫁がされた奕承公主だった。庫里台大会の当日、可汗の寵愛する錦瑟夫人がやってくる。錦瑟夫人は可敦に酒をつがせて侮辱、可敦は長歌に羅義救出に協力すると約束するのだった。一方、長歌が女だと偶然知った渉爾は、庫里台の酒宴で長歌を着飾らせ隣に侍らせるが、それを見た阿詩勒隼は可汗にある申し出をする。