第2話  水は墨に交わる

koitama_02.jpg 民を思い、皇帝からの褒賞を辞退した徐令宜を羅元娘は責めた。庶子の嗣諭に何か称号を与えれば、我が子 嗣諄が無事爵位を継げると考えていたのだが当てが外れ、病の床に就いてしまう。徐令宜は妻を案じるが気持ちは伝わらない。やがて春の宴の日を迎え、羅家の夫人と娘たちが徐家を訪れて元娘を見舞った。元娘は3人の妹たちに縁起のよい言葉が彫られた玉佩を贈り選ばせる。二娘はあえて"多子多福"を避け、その玉佩は十一娘に渡った。