第25回  毛利輝元・破られた家康との約束

毛利輝元 関ヶ原の戦いで西軍総大将を務めた毛利輝元の敗北を紐解き、現代にも通じる教訓を探る。
最新の研究によると、輝元は石田三成に担がれたのではなく、自らの意志に基づき、総大将となり、西軍を主導したと見なされている。輝元は東軍と向き合う中、所領拡大を試みる一方、秘密裏に家康と所領安堵の約束を交わし、和議を結ぶ。ところが、戦後、その約束は破られ、毛利家の所領は4分の1に減らされてしまう。
輝元が所領を守られなかった理由とは?