第5話  突然の別れ

koitama_05.jpg 徐家に嫁いだ喬蓮房が正室 羅元娘に茶を捧げに行くと、早速嫌みの応酬となった。文氏も交え、不穏な空気が漂い始める。その頃、羅十一娘は余杭で暮らす準備を着々と進めていた。出発を翌日に控えた夜、母娘は並んで横になり、かつて過ごした余杭の思い出話に花を咲かせて今後の暮らしに期待を寄せる。翌朝、母娘と侍女の冬青が出かけようとすると、茂国公府の王夫人が十一娘に会いに来た。呂青桐と冬青はやむを得ず先に慈安寺へと向かう。