第34話  草原の異変

choukakou_34.jpg 李楽嫣は皇太子たちと共に洛陽をあとにし長安へ向かうが、まだ自分を騙した皓都のことを許せずにいた。その様子を見た魏叔玉は、流雲観の襲撃で皓都が李長歌を逃がしたことを伝える。その長歌も、阿詩勒隼や秦じいらと共に洛陽を離れ、鷹師の幕営へと向かっていた。しかしその頃、鷹師では弥弥古麗が助けた男の子のかかっていた疫病が幕営中に広がっていた。呪いを持ち込んだと怒った鷹師の人々は、弥弥古麗を処刑するよう穆金に迫るが...。