第11話  妻の外泊

koitama_11.jpg 羅十一娘は身重の五義妹 丹陽と相克する丑年のため、侯府から出されることに。徐家の別院に母を殺した下手人の手がかりがあるとにらんだ十一娘は、これ幸いとばかりに別院行きを承諾する。そして別院の1室に保管された大量の布の中からついに、母が死に際に握っていた物と似た布を発見した。仙綾閣の簡師匠の鑑定後、同じ布だと確信した十一娘は下手人が見つかるはずだと意気込む。別院へ戻るため仙綾閣を出ると護衛と馬車が消えていた。